「5人の王」は、シェブロンという国を舞台にしたファンタジー作品。
青の王、赤の王、緑の王、紫の王、黒の王がそれぞれ国を治めています。
王は、両手の甲に「ティンクチャー」と呼ばれるしるしがあり、王が死ぬとすぐに、他の者に受け継がれます。
この作品はBLなんだよね??
ファンタジーとしての世界観がすき!
絵も話もクオリティ高いよ!
この記事を読めば、「5人の王」コミックス4巻のネタバレがわかりますよ。
「5人の王」コミックス4巻とは
【「過去」がすべての鍵となる――】緑の王を継承したセージは、西方へ向かう途中で暴徒化した民に襲われかけ、青の王によって窮地を救われる。彼と行動を共にする最中、過去に『飛ぶ』ようになるセージ。そこで若き日の青の王に出会い、王たちの切ない真実を知ることに。そしてセージは「恋心」を自覚し、初めての「嫉妬」を覚え――。
「ebookjapan」紹介ページより
【5人の王】4巻の主な登場人物
- セージ:主人公。妹の死後、緑の王になる。
- ウィロウ:緑の王に仕える建築士。自由奔放で怖いもの知らず。
- グリニッジ:緑の王の側近。厳格で真面目。
- 青の王:シェブロンの中央を治める、最も権力を持つ王。
- シアン:青の王に仕える近衛隊長。博識な青の学士。
- ルリ:青の王に仕える侍女。優しく穏やかな女性。
「5人の王」コミックス4巻のネタバレ
「5人の王」4巻の収録作品はこちらです。
- 19話
- 20話
- 21話
- 22話
- 23話
【5人の王】第19話ネタバレ
暴徒に襲われ、危ないところを助けたのは、青の王でした。
リーダー格の男を足蹴にする青の王を、急いで止めるセージ。
「罪に問わないかわりに、緑の兵と視察団に協力してほしい」
そう提案し、なんとかその場をおさめたセージは、ひとまず拠点へと戻ります。
グリニッジに、「なぜここにいるのか」と咎められるも、暴徒たちの手当てをお願いするセージ。
いくらか口論するものの、諦めた様子で、「私が手当てする」とグリニッジは了承。
「グリニッジはシェブロンに来る前、医師だった」とウィロウに聞き、セージは驚くのでした。
【5人の王】第20話ネタバレ
「あ〜腹が減った!」と言い出すウィロウ。
セージは、明日の出発準備のため、みんな手が足りないのだと気づきます。
宿を見回るうち、調理場を発見するセージは、「…よしっ」と張り切ります。
夕食を振る舞うと、ウィロウも大絶賛。
酔ったウィロウは、本人を目の前に、青の王やシアンについて話します。
セージはヒヤヒヤしますが、青の兵たちは笑いをこらえるばかり。
「キスってなんですか?」と無邪気に聞くセージに、しんとする周囲。
「キスっていったら、こういうことだろ!」と近くにいたシアンを引き寄せて、実演するウィロウ。
激怒するシアンに、青の王がキスをして「恨むなら、私だけ恨め」と伝えます。
エールの話が出たところで、セージを連れ出す青の王。
「どこまで知っている?」とセージの夢について、聞いてきます。
あれは夢ではない、過去にあったことなのだと確信するセージ。
エールとパーピュアのことを聞くも、「出会わなければよかったのだ」などとしか教えてくれません。
ふと、ティンクチャーをそのままにして、西方に行くつもりか、と聞く青の王。
手袋を買うために「街へ出かけるぞ」とセージを誘うのでした。
【5人の王】第21話ネタバレ
市場のにぎやかな様子に、歓声をあげるセージ。
服屋の店主に「お嬢さん」と呼ばれ、恋人同士だと思われた2人。
青の王は、セージの手袋を見立てさせ、そのまま買い与えます。
その後、煙草屋に立ち寄り、シアンの機嫌をとるために、クセルを買い求める青の王。
空腹で、お腹の音がなったセージは、別行動で食べ物を買うことに。
ところが、途中、柄の悪い男たちに囲まれてしまいます。
駆けつけた青の王に、状況を聞かれるも、クラクラして鼓動が大きくなるセージ。
気がつくと、草むらに倒れていたセージは、長い髪を束ねて、兵士の姿をした青の王に、声を掛けられたのでした。
【5人の王】第22話ネタバレ
長い髪を束ねて、兵士姿をした青の王。
「シャーですか?」と聞くと「近衛のアージェントだ」という答えが。
「今」の青の王よりも、すごく若い、と思うセージ。
髪ひもを失くして、焦っていると、自分の髪留めを貸してくれるアージェント。
そこへ「きゃあっ!」と声がして、倒れたルリの姿が。
ルリは、エールの愛を拒みながら、ウィスタリアと一緒にいる姿を見るだけで、耐えられなくなる、と話します。
紫の女だった過去から、ルリは「自分は汚い身体」だといい、エールへの想いに、苦しんでいたのでした。
「ヒソク!」と声を掛けられ、セージは目を覚まします。
過去から、現在に戻ってきたセージ。
青の王は、「…庭で拾った、おまえの髪ひもは、今も持っている」と話します。
過去に行っていた事を証明するように、セージの髪を束ねていた髪留めをとり、見せる青の王。
それは、近衛兵のアージェントが貸してくれたものでした。
セージの中で、いろいろなことがつながり、涙が流れます。
「ルリ様が好きなのは、シャーではなく、あなたの弟だ」と青の王に伝えるのでした。
【5人の王】第23話ネタバレ
ルリとシャー、ふたりが深く愛していたのは、エール様だった。
それでもエール様は、王であるパーピュア様を選んだ。
そして、パーピュア様は、今はひとりでいる。
「エール様を説得して、パーピュア様と結ばれるのを止めれば、救えるはず」と提案しますが、青の王に却下されます。
「エールが死ななければ、私は青の王にはならない」「おまえとも出会わない」
青の王の口ぶりは、別の道を選んだ時を知っているかのよう。
次に過去の自分と会ったら「ヒソクはまた現れる、探し出し、かならず守れ」と伝えてくれ、と頼みます。
力を使ったせいで、寒気と目まいがするセージに、キスをする青の王。
「神の血」を底上げすることで、身体の機能が高まるのだ、と話します。
おまえを抱いた後は、視力の調子も良かった、と聞き、複雑な気持ちになるセージ。
そこへ、ウィロウが駆けつけ、セージを迎えにきます。
青の王に「遊びは終わりだ」と言われて、ショックを受けるセージ。
落ち込んで泣き出すセージを、ウィロウは「泣くなよ…」と慰めます。
翌日、西方の中心地にまでたどり着いた、セージたち。
原因を調べるために、グリニッジも視察団として、ロズンジへ向かいます。
会議が終わったあと、ソーサラーとぶつかったセージ。
ソーサラーに優しくする青の王をみて、つらくなり、その場を離れます。
思い悩むセージを見て「顔色が悪い」と心配するグリニッジ。
グリニッジは、セージとウィロウの関係を誤解して「視察団として同行させる」と引き離そうとします。
青の王への想い、ソーサラーへの嫉妬、ひとりになる不安で、押しつぶされそうになるセージ。
グリニッジの深い青い目は、青の王の目によく似ている…
手が届きそうなそれを、自分のものにしたくて、たまらなくなる。
「そばにいてください」「置いていかないで…」
セージはグリニッジにすがり、キスをするのでした。
【5人の王】コミックスはどこで読める?値段は?
やー面白かったあ…!
「5人の王」はどこで読めるの?
書店や、各電子書籍でも配信されてるよ。
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【5人の王】コミックス4巻を読んだ感想
いろんな謎が、解き明かされたね…!
ようやくつながったよ〜。
弟のエールが、パーピュアと結ばれて、命を落としたんだね。
で、ルリは、記憶補正受けてるかんじ?
青の王とセージ、市場ではすごくいい雰囲気だったのに。
最後の最後で、突き放すんだよなあ。
寂しさや嫉妬から、セージはまさかの行動に…!?
え、本当に本当??
めちゃくちゃ気になるところで、4巻は終わっています…!
あと個人的には、赤の王推しなので、出てこなくて残念。
メインは「青の王(アージェント)×セージ」だとわかっていても、ギュールズの優しさが好みなんです…!!
赤の王は優しいし、幸せにしてくれると思うんだよなあ…。
ウィロウとシアンも、フラグが立ってる感ありますね(気になる方は、外伝小説を読もう!)。
「5人の王」コミックス5巻が楽しみです!