「薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜」が面白いんです!
原作は小説で、コミカライズ版がふたつある、めずらしい作品。
今回紹介するのはこちら!
- 小学館サンデーGXコミックス
- 作画:倉田三ノ路
この記事を読めば、「薬屋のひとりごと」4巻のネタバレがわかりますよ。
「薬屋のひとりごと」とは
「薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜」
原作:日向夏(ヒーロー文庫)、キャラクター原案:しのとうこ
小学館サンデーGXコミックス、作画:倉田三ノ路
原作2巻に突入! 新しい妃も登場!! 壬氏(ジンシ)付きの下女として、再び宮中に戻った薬屋の少女・猫猫(マオマオ)。ところが高官の急死、謎のボヤ騒ぎ、原因不明の食中毒と、次々に事件が発生! その上、妃教育の講師役に任命されるなど、猫猫の日常は休む間もなくて――?
「ebookjapan」紹介ページより
原作小説の2巻に突入し、新しい妃や侍女も、続々登場するよ!
「薬屋のひとりごと」4巻の主な登場人物
- 猫猫:誘拐され後宮に売られた薬屋、今度は壬氏直属の下女に?
- 壬氏:後宮を監督する宦官。イケメンだけど、内面はけっこう腹黒。
- 高順:壬氏の従者を務める宦官。何かと気が利くマメな性格
- 皇帝:美髯が特徴の偉丈夫で、豊満な女性がお好み?
【薬屋のひとりごと】4巻ネタバレ
4巻から、阿多妃に変わり、上級妃に「楼蘭妃」が加わりました!
- 玉葉妃:貴妃
- 梨花妃:賢妃
- 里樹妃:徳妃
- 楼蘭妃:淑妃、18歳(猫猫と同じ年齢)
第14話ネタバレ:外延勤務
皇帝と酒を飲みながら、「本気ですか?」と聞く壬氏。
「本気だと言ったらどうする?」「朕の花園を手入れする庭師であろう、お前は。」
皇帝にそう言われ、「御心のままに」と答えます。
一方、後宮を解雇になり、お役所のある「外延」に行くことになった猫猫。
誰でもなれる後宮の女官と違い、外延の官女は、試験に受からないとなれません。
毒や薬以外に興味がなく、あっさり試験に落ちた猫猫。
「壬氏直属の下女」として宮中に戻ることに。
「なんであなたみたいなのが、あの方に雇われているの?」
女性5人に早々に絡まれるも、さくっと切り抜けます。
そんな中、仕事に追われる壬氏の元へ、礼部の浩然が倒れたと報告が入ります…!
第15話ネタバレ:酒毒
50歳すぎの浩然は、宴席中、酒を一気にあおり、そのまま倒れて亡くなります。
「酒の一気飲みなら、量によっては死ぬよな」と考えていた猫猫。
壬氏に呼び出され、相談されます。
「浩然の死因をどう思う?」「酒が原因とは思えない」
壬氏のいつもより必死な様子に「何か借りでもあるのか?」と疑問に思います。
浩然の死因の、調査を引き受けた猫猫。
浩然の酒を飲んでみると、甘じょっぱい、料理酒のような味が。
酒も甘口、つまみも甘味だけという、大の甘党の浩然。
「元は辛党だったはず」と壬氏は話します。
武人だった浩然は、遠征中に妻子を流行病で亡くします。
軍部から内務へ、転属を希望して、礼部になったのでした。
浩然が飲んでいた酒瓶の破片を調べると、白い粉が付着しています。
味覚障害のため、気づかず塩分を大量摂取して、死に至ったのでは、と推測。
「誰がその酒に塩を入れたと思う?」
「…それを調べるのは、私の仕事ではありません」
突き止めれば、誰かが罰を受ける。
風明の件で思い知った猫猫は、これが精一杯だ、と考えます。
薬草探しのため、外延の庭を探索していた猫猫。
いきなり後ろから、女性に頭を殴られます。
「…ここで何をしているの?」「ここから先は、あなたの立ち入る場所じゃないはず」
注意してきたのは、妃になってもおかしくないほどの美人。
女性からは白檀と、ちょっと苦い香りがしたのでした。
第16話ネタバレ:煙管(きせる)
朝から冷えると思っていたら、雪が降ってきました。
「寒いのでこれを」と猫猫に綿入れを着せてくれた高順。
「…これは壬氏さまからの物ですので」
じとーと見つめる壬氏の視線に気づき、即座に、猫猫から距離を取ります。
「ありがとうございます、壬氏さま」
猫猫からお礼を言われて、壬氏は上機嫌に。
上司の水蓮から、ごみ捨てを頼まれた猫猫。
軍部のある東棟にくると、李白に会います。
「最近、緑青館には行かれてるのですか?」
「高級妓女は値が張るので、お茶を飲んで帰る程度」と残念そうに話します。
2人が話していると、「そろそろ現場に」と声をかける李白の部下。
倉庫で小火騒ぎがあり、李白は現場検証に行く途中。
騒ぎがあったのは食糧庫で、倉庫番は「突然爆発した」と証言。
多少の火傷のみで死者は出ていない、と話します。
便乗して、現場である食糧庫に入った猫猫。
象牙細工の煙管を見つけて、事件の真相に思い当たります。
李白と部下に協力してもらい、実験の準備を整える猫猫。
小麦粉を入れた木箱に、小さな火種を入れ、爆発する様を見せます。
小火騒ぎの原因を解明したあと、うっかり煙管を持ってきてしまった猫猫。
「誰かからもらった、大事なものなのかも」
そう思い、持ち主を探すことにします。
第17話ネタバレ:後宮教室
猫猫が掃除をしているのを、じいーっと見つめる壬氏。
新しい妃が淑妃の座についたため、猫猫に「妃教育」の推薦状が。
推薦状を出したのは、水晶宮に住む梨花妃。
猫猫はしぶしぶ承諾し、教材をそろえるため、緑青館に文を出します。
「やるからには徹底的に!女の園の秘術を叩き込む!」と意気込む猫猫。
上級妃の玉葉妃、梨花妃、里樹妃に、楼蘭妃が加わります。
猫猫と同じ18歳で、派手な、南方らしい衣装をまとっています。
ただ、顔立ちは、北方生まれに見える楼蘭妃。
「何を考えてるのか、よくわからない人だな」
猫猫はそう思いつつ、講義を始めます。
2時間後。
「これでマンネリ解消♡」と笑顔の玉葉妃。
「ここをこーして…」とマジメに復習する梨花妃。
「絶対無理…」と真っ赤にパニクる里樹妃の姿が。
相変わらず、ぼーとして無表情の、楼蘭妃の体型は凹凸が少なめ。
「後宮内の調和を狂わすことはなさそうだ」と猫猫は判断します。
(主上はムチムチ好みのため)
妃たちの様子に「…どんな授業をしたんだ?」と聞く壬氏。
「後日、主上から感想をうかがってください」
猫猫はしれっと返します。
後日、高順に呼び止められた猫猫。
10年前に起こった事件の資料を見せられます。
資料は、商家で河豚毒にあたったとされる内容。
「先日、これとよく似た事件が起きて、元同僚に相談された」
「魚の鱠を食べて、官僚が1人昏睡状態になっている」
今回も10年前の事件も、「その日、河豚を使っていない」と料理人は証言しているのでした。
第18話ネタバレ:鱠(なます)
毒にあたった商人と官僚は、2人とも美食家で、珍味を好んでいました。
隠れて、わずかに毒の残っている身を食べ、舌の痺れる感覚を楽しむことも。
ところが今回も前回も、具材に河豚は含まれていません。
食べて倒れるまで、およそ30分、呼吸困難、全身の麻痺…。
料理人が使っていたレシピを見るも、詳細な材料は書かれていません。
鱠に使った野菜は何か、質問します。
「確か、海藻だったはずです」
高順の言葉に、ピンとくる猫猫。
高順の部下、馬閃に付き添われて、現場の厨房を見に来ます。
「勝手に入れるな!!」
昏睡状態の主人に代わり、屋敷を仕切っている主人の弟が。
「奥方の許可は取ってあります」と堂々たる態度で追い返す馬閃。
「やるじゃないか」と猫猫は見直します。
瓶に入った塩漬けの海藻を見つけ、サッと手元に隠した猫猫。
この海藻の仕入れ先を調べるよう、馬閃に依頼します。
後日、2つの皿を並べて、説明する猫猫。
どちらも同じ「オゴノリ」で、本来は毒がある海藻。
通常は、石灰に漬けて無毒化するが、南方から買い付けたものは、無毒処理を施していない。
毒は河豚ではなく、オゴノリだと突き止めます。
詳しい調査の結果、犯人は、倒れた主人の弟だと判明。
解決したものの、最近、立て続けに事件が起こっています。
「楽しいことを考えよう」と気を取り直す猫猫。
冬虫夏草を薬酒にするか、丸薬にしようか考えて、ワクワク。
壬氏に不意打ちで声を掛けられ、思わず、満面の笑みで迎えます。
めずらしい猫猫の笑顔に、しばし取り乱し、悶える壬氏なのでした。
「薬屋のひとりごと」4巻はどこで読める?値段は?
壬氏が猫猫にキュン死にしそう!
「薬屋のひとりごと」はどこで読めるの?
書店や電子書籍で、購入できるよ!
ホントだ!
電子書籍4巻は605円だね。
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「薬屋のひとりごと」4巻を読んだ感想
今回も、盛りだくさんでしたね!
- 急性アルコール中毒
- 味覚障害からの塩分取りすぎ
- 粉塵爆発
- 河豚
- オゴノリなど
現代なら解明されてる現象も、この時代では、謎の事件になってしまう。
オゴノリは「毒のある食材をわざわざ使うの?」って思いましたが、じゃがいもの芽にも、毒はありますしね。
また壬氏の元で働くとき「今まで通り、化粧はしなくていい」「そばかすも入れること」って猫猫に言ってるんだよね。
心配性の彼氏か!ってニヤニヤしちゃう(笑)
「もうお前ら付き合えよ…」と読者のほぼ全員が思っているはず!
とはいえ、このもどかしさが「薬屋のひとりごと」なのかと。
壬氏はともかく、猫猫に恋愛感情は今のところ皆無ですしね(笑)
なぜあんなに謎解きできるのに、自分のことは鈍感なのか…(マンガあるある)。
「薬屋のひとりごと」5巻も楽しみです!