【忍ぶ恋ほど】1話、ネタバレ感想まとめ

「愛される系の話が読みたい！」「忍者もの好き！」

そう思って見つけたのが、「忍ぶ恋ほど」という作品でした。

• 気になるけど、どんな内容？
• 本当に面白いの？
• 内容だけ、さくっと把握したい！

【忍ぶ恋ほど】1話とは

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「忍ぶ恋ほど」1話とは

「忍ぶ恋ほどー好きすぎる旦那さまに溺愛されてます？ー」は鶴来いちろ先生のTLコミックスです。

明るくよく食べ力持ち…くらいしか取り柄のない、落ちこぼれ下忍のあやめは、幼い頃、自分を助けてくれた里一番の優秀な忍びである正真が好き。

憧れ、見ているだけで幸せだと思っていたが、ある日、彼が嫁を取るらしいと耳にしてしまう。

想いを振り切るように、忍びとしての訓練――枕指南を受ける決意をするが、あやめの前に現れたのは、正真自身で…!?　

「俺が相手だ」と触れる指に、あやめはただ翻弄され――。

※この作品は「ラブコフレvol.19 jewelry」に収録されています。

「コミックシーモア」紹介文より

【忍ぶ恋ほど】1話の主な登場人物

• 正真（しょうま）：忍びの里の惣領の家の生まれ。次男だが頭領になった。あやめを密かに好き。
  
• あやめ：孤児でどんくさい下忍。力が強くて、よく食べる。正真が好き。
  
• 美夜：才能ある忍び。あやめとは姉妹のように育った。
  
• 喜介：孤児である、あやめと美夜の育ての親。
  
• 矢代（やしろ）：正真の兄。長男だが、家督を正真にゆずった。

【忍ぶ恋ほど】1話ネタバレ

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【忍ぶ恋ほど】1話ネタバレ①

諸藩が武力を競う時代。

仕える忍びたちは表向き、普通の暮らしをしていました。

山の中にいた、あやめを見つけて、育ての親、喜介の元まで連れてきた正真。

あやめは「すてきなかた！」と正真に一目惚れ。

正真のことを聞くと「粟森はじまって以来の天才」「遠からず、世に名を知らしめる忍びとなるだろう」と喜介は話します。

【忍ぶ恋ほど】1話ネタバレ②

数年後、喜介の言うとおり、当世希代の忍びになった正真。

一方、あやめは、忍者としては下の下だけど、怪力で農作業の役にたつ毎日。

怒られて、しょんぼりしたときは、鍛錬状にいる正真を見ると、元気が出るのでした。

「正真様を遠くから見るのが、生きがいなの！」「それだけで元気になれるの！」

そう美夜に話すあやめ。

収穫祭がきて、大好きなお米を、もりもり食べるあやめ。

そんなあやめを見た矢代は「あの子いつもよく食べるよな！」と笑顔で話します。

「あやめは気立てはいいが、忍びには向かない」「わしの目の黒いうちに、嫁に出そうかと」

矢代と正真に、喜介はそう打ち明けるのでした。

【忍ぶ恋ほど】1話ネタバレ③

ある日、「正真が頭領になる」という知らせが。

長男である矢代は、人望も実力もあるが、抜きんでた才のある正真が、跡を継ぐことになったのでした。

「同時に嫁取りもされる」と聞き、しょんぼりするあやめ。

幼い頃、正真と交わした会話を思い出します。

「お米がだいすきだから、見てました！」

「はなぬすびとは、罪にはならないそうです。見ているだけなら大丈夫なのです」

「あやめは何ももっていませんが、みているときは、田んぼも花も、あやめのものなのです」

そんな会話を思い出しながら、あたたかい気持ちになるあやめ。

「でも、もう好きと思いながら、見たりしません」

そう誓い、涙をこぼします。

ごはんの時間になり、美夜が呼びにくると「食べたくない…」と泣きはらすあやめの姿が。

「あやめは仕事に生きます！」と宣言し「枕指南を受けとうございます」と言い出します。

呆れる喜介ですが、胸元に、いつの間にか文が挟まっていたのでした。

【忍ぶ恋ほど】1話ネタバレ④

枕指南の当日、いまさら怖くなってくるあやめ。

相手の腕折ったりしないかな、と心配していると、戸を開ける音と足音が。

わざと音を立てて、来訪を知らせてくれる相手に「やさしい人だ」と安心します。

「入るぞ」という声に、「あやめと申します」と土下座して挨拶。

恐る恐る顔をあげると、そこには、正真の姿が。

混乱するあやめに「俺が相手だ」と正真は伝えます。

あやめに「花盗人の解釈が間違っている」と話す正真。

「あれは自分のものじゃなくても、見るだけなら、咎められないという意味じゃない」

「罪人になろうと、美しい花に手を伸ばしてしまう心は、理解されるという意味だ」

「わかるか」と聞かれ、「わかりません」と真っ赤になって答えるあやめ。

正真は「今わかる。」と言って、あやめの服を脱がせていきます。

【忍ぶ恋ほど】1話ネタバレ⑤

「自分は力が強いから、勢いで殴ったり、折ったりするかも」と焦って帯を探すあやめ。

「縛っておかれますか…？」と正真に聞きます。

一瞬止まり、「…いらない」と答え、自分も服を脱ぐ正真。

ここで初めて、正真との枕指南に、実感がわいてきたあやめ。

自分の身体に、どこかヘンなところはないか、急に心配になってきます。

美夜に聞こうと「他の者に見せてきます！」というと、「誰に？」と聞く正真。

表情は変わらないけど、あやめは正真の怒りを感じます。

「この部屋からは出さない」「見るのは俺だけだ」

そう言い、正真とあやめは、体を重ねるのでした。

【忍ぶ恋ほど】1話ネタバレ⑥

終わったあと、あやめの身体を気づかう正真。

「ご当主を継がれるとのこと、おめでとうございます！」「正真様に嫁げるなんて、その方も幸せな…」

そう、あやめは話します。

正真に「同意ととっていいのか」と聞かれ、なんのことかと、不思議に思うあやめ。

「俺に嫁ぐことへの同意だ」と言われ、「わたしがでございますか？」と驚くのでした。

【忍ぶ恋ほど】1話ネタバレ⑦

翌日、「上忍様に嫁ぐって、どういうこった」と説明を求める美夜。

気配を消すのだけは得意なあやめ。

「私もよくわからないよー！」と混乱しつつ、草陰に隠れています。

ふと近くで、上忍たちが会話するのを聞きつけました。

「正真は好きな女がいたはず」「それも矢代と同じ相手」

「正真は矢代に義理たてて、家督に代わりに女を譲ったんだろ」「落ちこぼれの下忍なら、思い切りもつこう」

そんな会話に納得がいき、浮かれていた自分が恥ずかしくなるあやめ。

そこへ、返事を聞きにきた正真がやってきました。

あやめの涙を見て「何があった」と声を掛けます。

正真様の心に、ずっと好きな方がいるとしても、それでも隣にいたい。

あやめは「私でよければ、正真様に嫁がせていただきます」と返事をするのでした。

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「忍ぶ恋ほど」1巻（770円）は、1〜7話がまとめて収録されていますよ。

1巻は、紙版も、電子書籍版も、両方発売されています。

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【忍ぶ恋ほど】1話の感想

最初は、あまりの無表情さに、「正真はホントに、あやめのこと好きなのかな？」と心配になりましたが、少しずつ解き明かされていくので、ご心配なく…！

正真にとっても、あやめとの一夜は、ずっと待ち望んでいたものなんですよね。

細かい描写は割愛させていただきましたが、そこはぜひ原作で！（笑）

正真の想いを踏まえて、もう一度、1話を読み返すと、いろんなことに気づけます。

ぜひぜひ、無料になってる1話だけじゃなく、続きも読んでみてくださいね。