「愛される系の話が読みたい!」「中華系ファンタジー好き!」
そう思って見つけたのが、「天に恋う」という作品でした。
- 気になるけど、どんな内容?
- 本当に面白いの?
- 内容だけ、さくっと把握したい!
「本当に、買って読むほどの価値があるのかな?」と思う気持ち…わかります!
そんな方のために、あらすじをまとめました。
この記事を読めば、「天に恋う」4巻のネタバレがわかりますよ。
【天に恋う】4巻とは
現代から中華風の異世界・紹(シャオ)に、タイムスリップした内気な女子高生・鈴花(すずか)。そこで鈴花が出会ったのは、有力貴族の二人組、高星(ガオシン)と永陽(ヨンヤン)。皇太子誘拐事件を追う3人だったが、高星に重要参考人として疑いがかけられてしまう。鈴花は高星の疑いを晴らすために、捜査に協力するが反皇太子派に命を狙われて…。そんな時、鈴花を助けてくれたのは、行方不明だった羽夜(ユーイエ)皇太子! だけど、その正体は高星で――!? 女子高生×皇太子のタイムスリップ中華ロマンス!
「ebookjapan」紹介ページより
4巻は、第一部の最終回だよ!
クライマックスなのでぜひ見てほしい!
【天に恋う】4巻の主な登場人物
- 高森鈴花:男性が苦手で、内気な女子高生。現代の日本から紹にタイムスリップした。
- 高星:紹の五大貴族、曹家の六男。明るく聡明。鈴花のことが好き。
- 永陽:紹の五大貴族、劉家の四男。文武両道、眉目秀麗で、都一の色男。
- 三桂:羽夜皇太子に仕える宦官。顔がそっくり。
【天に恋う】4巻のネタバレ
「天に恋う」4巻のネタバレです。
- 10話
- 11話
- 12話
【天に恋う】第10話ネタバレ
「我が名は羽夜」「紹の第六皇子にして、皇太子である」
高星の言葉に衝撃を受ける、鈴花と永陽。
商人は「沖に出れば、手出しできまい」と船を出港させますが、沖には高星が手配した国軍の船が。
誘拐事件にかたをつけ、三桂の所へ行く高星。
皇太子の身代わりになり、誘拐されていた三桂は、薬漬けで弱っていました。
「お前のおかげで、長年探していた、朱黒鳥を見つけることができた」
高星はそう伝えて、感謝するのでした。
その後、部屋に呼ばれ、皇太子殿下の御前だからと、ひざまづく鈴花と永陽。
高星は「予は三桂と入れ替わり、高星として生活していた」と真実を語ります。
そこで突然、「この部屋、オレらしかいないんだし、いつも通りいこーぜ」と高星モードに戻ります。
皇太子ではなく「いつも通りの高星」に、鈴花はホッとします。
鈴花を休ませたあと、2人きりで話す高星と永陽。
「鈴花は10年前に出会った、初恋の女だ」「俺にとって、唯一無二の朱黒鳥なんだ」
五大家筆頭、曹家の血をひく男子だった高星。
ところが幼い頃、皇后である母が毒殺され、周囲は途端に冷たくなります。
そんな中、現れて、すぐに消えてしまったのが鈴花だ、と話します。
部屋に行き、高星が手を取ると、目を覚ました鈴花。
高星は「答えを聞きにきたんだ」と話します。
自分は近いうちに皇帝になる、その隣には、お前がいてほしい。
「俺を選べ、鈴花」「誰よりも俺がお前を愛してやる」
そう言われ、「このひとを、ひとりにしたくない」と高星を抱きしめる鈴花。
高星の運命ごと全部、抱きしめることが、この世界に来た意味だと感じるのでした。
【天に恋う】第11話ネタバレ
「高星か、日本か」選ばないといけない鈴花。
高星にキスをされて「高星が好きなんだ」と実感します。
日本に帰るか、この世界に残るか、「もう一日だけ考えたい」と伝えます。
盛京に到着した、鈴花たち一行。
「羽夜殿下からですよ」と永陽が持ってきたのは、美しい衣装と、豪華な装飾品の数々。
「あなたが妃になれば、寵愛を一身に受けるでしょうね」「後から入った妃からも、一目置かれるでしょう」
永陽の話から「皇太子の妻は、自分1人ではない」と知り、ショックを受ける鈴花。
高星が、他の女の人と関係を持つなんて、想像しただけで、心が粉々になりそう。
一夫多妻制のこの世界と、自分の当たり前が違うことを、思い知ります。
謀反を企てた、永陽の父の処分が決まり、高星に呼ばれた鈴花。
「心は決まったか?」
「私は…日本に帰りたい…です…」
「…そうか」「それがお前の…答えか」
高星は、日本に帰るための青磁玉碗を、鈴花に差し出します。
鈴花が青磁玉碗にふれようとすると、引き寄せて、キスをする高星。
青磁玉碗が強く輝き出す中、「待って、待ってガオシン」「私…っ、私…!」と鈴花は手を伸ばします。
「消えてしまえ」「俺の、朱黒鳥ーーー」
鈴花が消えてしまった後、砕けちった青磁玉碗を見て、崩れ落ちます。
一方、気がついたものの、日本には帰れていなかった鈴花。
2人の男の子に見つかり、とっさに「朱黒鳥です…!」と言ってしまいます。
よく見ると2人は同じ顔で、もしかして…と、名前を聞く鈴花。
思った通り、幼い羽夜と三桂で、鈴花は過去に来てしまったのだと確信するのでした。
宮女として、仕えることになった鈴花ですが、部屋の荒れはてた様子に驚きます。
鈴花の膝まくらで気持ちよさそうに眠っていたものの、雷に飛び起き、パニックになる羽夜。
「…だいじょうぶ」「私がここにいるから」「あなたのそばにいるから…」
鈴花が抱きしめると、羽夜は泣き出します。
「高星がくれたすべてを、私はこの子に返していこう」
鈴花はそう思うのでした。
【天に恋う】第12話ネタバレ、第一部最終回
雷がおさまり、「大丈夫…?ユーイエ様」と声をかける鈴花。
「予についても、おまえに利はない」と話す羽夜に「あなたのことが、好きだから」と答えます。
自分のことしか考えず、一番傷つけたくない人を、傷つけてしまったことに気づく鈴花。
自分が幸せになれる場所、日本。
家族がいて、学校があって、友達もいるけど、そこに、高星はいない。
羽夜と過ごす日々は、嬉しくて楽しいけど、「小さなあなたを抱きしめても、高星には届かない」と思います。
一方、紹では、高星が即位してから、5年が経っていました。
鈴花が消えてから、8年経っても、高星の表情は晴れないまま。
「あの女に未練はない」と言いながら、鈴花のリボンを手放さずに持ち続ける高星。
場面は過去に戻り、幼い羽夜に「望みがあれば、できるかぎり叶えてやる」と鈴花は言われます。
そこで「青磁玉碗が見たい」とお願いしてみることに。
天青の珠のかけらを羽夜に渡し、「私、もう一度、あなたに会いに行くね」と告げる鈴花。
羽夜は「どこへも行くな」と止めますが、「10年後、もう一度出逢えるから、待ってて」と言って、鈴花は消えてしまいます。
鈴花が戻ってきたのは、現代の日本で、自分の部屋。
窓の外を見ると、兄と喧嘩して飛び出した、過去の自分の姿が。
過去の自分を見つけた鈴花は、海に突き落とし、自分も海へ飛び込みます。
皇帝になった高星は、馬に水を飲ませていました。
川辺に倒れていた鈴花は、高星を見つけて、その胸に飛び込みます。
「待っていた」「ずっとお前を、待ってた…」
鈴花を抱きしめながら、涙を流す高星。
「天に誓おう」「俺は生涯、お前だけを愛すると」
高星と鈴花は、お互いに愛を誓いあうのでした。
【天に恋う】4巻はどこで買える?値段は?
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【天に恋う】4巻を読んだ感想
もうね!!
鈴花が「帰る」と言った時の、高星の表情がめちゃくちゃ切ないの…!!
「消えてしまえ、俺の朱黒鳥」の表情も神だね…!!!
4巻は、鈴花が何度もタイムスリップしてるので、まとめますね。
- 青磁玉碗にふれる
- 10年前にいき、5歳の高星(羽夜皇子)に会う
- 現代日本にいき、過去の自分を海に突き落とす
- 自分もその後を追う
- 8年後、成長した23歳の高星と再会する
高星が会ったのは、全部同じ「17歳の鈴花」。
そして大人になった高星(23歳)かっこいいな…!!
過去へのタイムスリップや、異世界転生を読んでて思うのが、「自分なら、あっちの世界を選べるか?」。
で、ほぼほぼ「ムリ」という結論に達します(笑)
現代の便利な生活に慣れきった自分が、不便な世界にいくと、かなりストレスを感じるはず。
そういうものを捨てて、高星との愛を選べる鈴花は、実は相当強いのだと思います!
「天に恋う」4巻で、第一部の最終回を迎えます。
「17巻は長いなあ」という人は、騙されたと思って、とりあえず4巻まで読んでみてくださいね。
「天に恋う」5巻からは、新章がスタートします!