ヤマハ音楽教室 幼児科からジュニア総合コースまで通っての正直な体験談

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ヤマハ音楽教室の「おんがくなかよしコース」「幼児科」「ジュニア総合コース」のレッスンに通っての正直な体験談です。

「子どもにピアノを習わせたいけど、ヤマハ音楽教室ってどうなんだろう?」とリサーチされる方の参考になれば嬉しく思います。

※あくまで私たち親子の体験談であり、その子の性質や、ヤマハ音楽教室を運営する会社、講師の方により全く違ってきます。その点を踏まえてご覧くださいね。

ヤマハ音楽教室 幼児科やジュニア総合コースを受講

ヤマハ音楽教室には約4年間在籍して、お世話になりました。

  1. おんがくなかよしコース(3歳・年少)
  2. 幼児科1年(4歳・年中)
  3. 幼児科2年(5歳・年長)
  4. ジュニア総合コースに進級(6歳・小1)

ジュニア総合コース1年目の3月末で退会し、現在では個人のピアノ教室に通っています。

結果的にヤマハを退会しましたが、「ヤマハ音楽教室に通ってよかった!」と思っています。

ヤマハ音楽教室 おんがくなかよしコースに通う

1、2歳頃からピアノに興味津々で、楽器店に展示されているピアノをめちゃくちゃに弾いて遊び、なかなかその場から離れなかった娘(本当にすみません)。

本人も歌って踊るのは好きなので、「ピアノやってみたい!」とやる気満々。

夫

まずは大手のピアノ教室の方がいいんじゃない?

レッスン内容や先生のレベルも保証されてるから安心だし。

ということで、体験レッスンを経て、ヤマハ音楽教室「おんがくなかよしコース」に通うことに。レッスンは保護者同伴です。

※ちなみに、体験レッスンの先生が担任になるわけではないので、ご注意ください!

おんがくなかよしコースでは春・夏・秋・冬ごとにワークブックやCD、DVDを購入する必要があります。

chiharu
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ワークブックは色を塗ったりシールを貼るので購入必須ですが、CD、DVDはメルカリや格安で譲ってもらってもいいと思います!

娘はDVDしか視聴しないので、CDは買っていません^^;(CDにのみ収録されてる曲もありますがギリ行けます)。

色塗りや工作をする課題もあり、幼児ならではのアーティスティックな作品を、先生が上手に褒めてくださいます。

歌いながら振り付けをしたり、ピアノというより「体を使って、音楽を楽しもう!」というレッスンで、まさに「おんがくなかよし」コース。

エレクトーンを使う際も、指で弾くのではなく、グーで叩く感じです。

chiharu
chiharu

3歳でイヤイヤ期真っ最中でもあった娘は、たまに手がつけられない事も^^;

担当講師は若くて優しい方で、子どもたちの拙い話をちゃんと聞いてくれる先生でした。

のちのち実感するのですが、先生との相性ってすごく大事なんですよね・・・!!

おんがくなかよしコースから幼児科修了までの3年間、基礎となる部分をこの先生に教わる事ができて、本当に良かったです。

ヤマハ音楽教室 幼児科でのレッスン

おんがくなかよしコースが終わり、そのままヤマハ音楽教室「幼児科」へと進むことに。

曜日も時間帯も変わらなければ、同じメンバー、同じ先生でレッスンを行います。幼児科も保護者の同伴が必須

幼児科からは、ピアノらしいレッスンが始まります。レッスンで使用するのは引き続きエレクトーン。

テキスト(ぷらいまりー)、CD、DVDは必須(ですが、CDはなくてもギリ何とかなります)。

  • 幼児科1年:ぷらいまりー1、2
  • 幼児科2年:ぷらいまりー3、4
chiharu
chiharu

途中からグッと難しくなり「幼児に両手でこんな曲弾けるの!?」と思いましたが、弾けるようになって感動!

和音も交えつつ両手でシンプルながらも曲らしい曲」が弾けるようになったのはすごい!

子どもにもわかりやすい形で音楽理論や弾き方を身につけていく、ヤマハメソッドの凄さを思い知ったのでした。

ヤマハ独自のレベルテスト、幼児科基礎グレードを受ける!

幼児科2年目の2月末くらいに「幼児科基礎グレード」というヤマハ独自のレベルテストを受けました。

これは、ヤマハ音楽教室で学んだことが、どれだけちゃんと身についているか確認するためのもの。

ちなみに幼児科基礎グレードの受験料は3300円(税込)でした。

chiharu
chiharu

普段のレッスンをちゃんと受けていれば、幼児科基礎グレードは概ね合格するみたいです!

レッスン中、先生が「こういうのが出題されるよ!」と何度も何度もヒント(というか出題内容&答え)を教えてくれます!笑

幼児科基礎グレードは「自信をつけさせる」「今後のためにグレードの雰囲気に慣れる」が目的なので、参加すれば大体は受かるようですね。

幼児科基礎グレード以降は、習熟度をしっかり判断されるので、レベルに満たなければ不合格もあるそうですよ。

ヤマハ音楽教室を運営している楽器店が廃業!?

ちなみに幼児科の途中で、通っていたヤマハ音楽教室を運営するH楽器店が廃業されることに!

「え、どうなるの?」と思いましたが、ヤマハ音楽教室の運営は有隣堂が引き継ぐ事となり、講師もレッスン場所もそのまま続けることができました。

chiharu
chiharu

これはすごくありがたかったですね!

有隣堂に感謝…!

ちなみにレッスンカードを提示すると、有隣堂で書籍が割引になるサービスもありました!本をよく読むので嬉しい!

コロナ禍、緊急事態宣言中はレッスンがストップしましたが、幼児科在籍中、個人&グループでの発表会に出られたのは本当に良かったです。

ヤマハ音楽教室 ジュニア総合コースに進級!ところが・・・

娘が通っていたヤマハ音楽教室では幼児科修了後、2つのコースどちらにするか選択することになっていました。

  • ジュニア総合コース
  • ジュニアアンサンブルコース

グループレッスン編成の都合上、現在の幼児科クラス内で多数決をとり、希望者の多い方のコースでレッスンを行います。

少数派になった場合は、別の曜日や時間帯のクラスに移動して、希望するコースを受講することになるのだとか。

同じクラス内ではこのタイミングで、グループから個人レッスンに切り替える子もいましたね。

※クラス編成はヤマハ音楽教室や運営会社により異なると思うので、通っている教室にご確認ください!

ジュニア総合アンサンブル
進行度早めゆっくりペース
合奏もするけど
個人力も強化
みんなで楽しむ
学ぶ量多い学ぶ量少なめ
グループの他に
個人レッスンもあり
グループのみ

ざっくり説明すると、ジュニア総合の方がレッスンの進みが早く、アンサンブルはゆっくりペース。

レッスンで学ぶ量も、ジュニア総合が6年間でテキスト6冊としたら、アンサンブルは4冊くらい、と説明を受けました(うろ覚えなので実際の冊数とは異なるかも)。

chiharu
chiharu

アンサンブルだとゆるいというか、上達ではなく楽しむ事がメインな感じ?

「幼児科2年目の時点ではそこそこ弾けてるし、ジュニア総合でも問題ないのでは?」というのがこの時点での私の所感。

年長さん(当時5歳)まで育ててきて、娘は「周りの人間の影響を受けやすい、染まりやすい」タイプだなと感じていました。

優等生ばかりの環境にいれば、優等生らしく。不良ばかりなら、不良に染まるようなタイプです。

だからこそ、ジュニア総合コースで上手な子と一緒にいると、刺激になっていいんじゃないかと思ったのですよね。

引越しでヤマハ音楽教室を移動することに

そんな中、娘の小学校入学を機に、我が家は引越しをする事に!

引越し先にも一駅隣にヤマハ音楽教室があったので、教室移動の手続きをしました。

(移動手続きをすることで、入会金がかからず、レッスンの進捗具合など、先生間で引継ぎをしてもらえます)

幸い、希望していた曜日で、ジュニア総合コース1年目クラスの空きがありました。

chiharu
chiharu

心機一転、新しい先生と教室でジュニア総合コースだ!

ジュニア総合コースからは保護者同伴ではないのも、個人的には嬉しかったですね。

ところが、そんなジュニア総合コースも1年目の3月で退会する事に。理由としてはこの2点です。

  • 先生と合わない
  • カリキュラムが多く負担

こればっかりはレッスンしてみないと分からなかったので、仕方ないかなと思います^^;

移動先のヤマハ音楽教室の先生と合わない

こればっかりは相性だと思うのですが、娘も私も、新しい先生と合わなかったですね。

決して悪い方ではないのです!ただ「決められているカリキュラムを、スケジュール通りに進める事が最優先」の先生でした。

chiharu
chiharu

もちろん、ヤマハの認定講師として、こなすべきレッスンスケジュールがあるのも分かるのです!

技術も才能もやる気もバラバラな、小さい子ども相手に、予定通りに進めながら指導するのは本当に大変だなとも思います。

ただ、常にせかせかと焦るようにレッスンを進めていて、まだできていなくても「もう次に進まないといけないので」と別の曲にいくのです。

もちろん、全員を同じレベルに引き上げるのは不可能ですが、同じクラスの子を見ていても、弾けない子は弾けないままだと感じました。

「ヤマハのジュニア総合コースってこういうものなの?それとも、この先生だからなの?」とモヤモヤしてしまう私。

娘も「幼児科のときの○○先生がいい」「あの教室に戻りたい」とよくこぼすようになりました。

一度、レッスン後のフィードバックの際に軽く伝えてみた所。

chiharu
chiharu

すみません、あまり練習も出来ていなくて、ちゃんとついていけてないかもしれません…

ピアノの先生
ピアノの先生

そうですねー、でも年間カリキュラムの予定があるので。

担当の先生からはそんな回答が返ってきました。

私は「娘に合わせてレッスンしてくれ」と要求したかった訳ではなかったのです。

「今ついていけてなくても、いろんな曲を弾いていく内、徐々に分かってくるから大丈夫」という言葉や、励まし、安心感が欲しかったんですよね。

ああ、やっぱりこの先生は、カリキュラムを予定通り消化することだけを考えているんだな。

論点のズレを修正するのもやめて「ちょっと自分とこの先生は合わないな・・・」と理解し合うことを諦めてしまいました。

※もちろん、いろんなタイプの先生がいてもいいと思います!たまたま「私と」合わなかっただけの話です。

ヤマハ音楽教室のジュニア総合コースは課題が多く負担

もうひとつネックだったのは「ジュニア総合コースの課題の多さ」です。

レッスンでは生徒を飽きさせないためか、歌やアンサンブルも含めると4、5曲を常に扱っています。

  • 課題曲4〜5曲(歌、アンサンブル含む)
  • ドリル
  • スケールやカデンツ(和音、音階の運指の練習)

もちろん、全ての曲を通しでやるわけではありませんが、いかんせん練習すべき課題曲が多い。

そして娘は曲のメロディをまだ覚えておらず(聞けば思い出すレベル)、楽譜もまだ苦手でほぼ読めません。

練習するには、私がテキストや楽譜を読み解いて、弾いて、つきっきりで教えないといけなくて・・・これがかなりの負担。

chiharu
chiharu

レッスンに通ってるのに、なんで自宅でみっちり先生みたいに教えないといけないんだろう?

まだ小さいうちは親のサポートも必要なのだと、頭では分かります。でも先生になる訓練を積んでないから上手に教えられないし、短気な私はつい怒ってしまいがち。

「ピアノもレッスンも好きだけど、練習は嫌い」という娘は、なかなか練習をしたがらず、それもイライラ&悩みの種でした。

加えて、初めての小学校生活。

マイペースな娘は、宿題や明日の準備にものすごーーーく時間がかかるのです!

まず、なかなかやる気スイッチが入らず、自分のやりたい遊びを優先させてしまう。

そして、パッとやれば5〜10分で終わるような内容を、1時間以上かけてやるのです。

放課後キッズクラブ(学童)から帰ったあと、夕食、宿題、明日の準備、お風呂が終わると、もう寝る時間。

練習しない、そもそも練習までたどりつかない。でもみっちり練習しないとついていけない。

焦りやイライラで、次第にピアノレッスンを負担に感じるようになりました。

ヤマハ音楽教室を退会、個人のピアノ教室へ

chiharu
chiharu

ちゃんと練習しないなら、ピアノ辞めなさい!!

娘

やだーーーー!!!

こんなやり取りを何度も繰り返して、しんどさを感じた私は「そもそも、ピアノを学ばせる理由ってなんだろう?」と原点に立ち返る事に。

私がピアノを学ばせたい理由は「脳の発達を進めること」です。

「16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える『賢い子』に育てる究極のコツ」という書籍。

この本では、3〜5歳で楽器を始める事を推奨していて、理由はピアノを習うことで脳の発達が進む可能性が大いに期待できるからなのだそう。

「本人もピアノに興味を持ってるし、脳の発達にもいいなら、ちょうどいいよね」と思ったのがきっかけです。

あとは娘と2人きりで持て余しがちな日曜に、何かしら習い事を入れたかったのもあります(夫は日祝出勤の職種)。

chiharu
chiharu

私もピアノを習っていたので、音楽の授業でチート状態なのは気分が良かったのも理由のひとつ(笑)

正直、ピアニストを目指す訳でもないし、娘を見ていても、現時点でそこまで天才的な才能はないだろうなとも思っています。

他の子より、ちょっと得意な分野があることで、自信を持てたらいいなーくらいの気持ちなので、そこまでガツガツ上達を目指すわけでもない。

娘の気持ちを聞いてみると「ピアノを弾くこと自体は好き」とのこと。

chiharu
chiharu

だったら、娘が楽しくピアノを学べれば、それでいいのでは?

上達よりも、ピアノを通して音楽を楽しんだり、先生とふれあえる方がいいんじゃないか。

そんな結論に達し、負担の多いヤマハのジュニア総合コースはやめて、個人でのピアノレッスンを探す事にしました。

(ちなみに「現在の先生の個人レッスンを受ける」という選択肢もありましたが、娘本人が「NO」でした^^;)

  1. 同じレッスン会場で、別の先生に個人レッスンを受ける
  2. 別の教室を探す(講師が複数在籍)
  3. 個人で開講しているピアノ教室を探す

最初は1も検討しましたが、曜日や時間帯が合わなかったので、近場のピアノ教室を検索して探しました。

ヤマハ音楽教室を退会した後も、楽しくピアノを続けている

現在では、個人で開講されている先生のピアノ教室に通っています。

今回、いちばん重視したのは、先生の人柄や、娘との相性です。

ホームページを見て「良さそうだな」と感じた先生の体験レッスンに参加し、ヤマハ音楽教室で感じたことも正直にお話ししました。

そして、親である私がレッスンに求めることと、娘が求めていることなども。

chiharu
chiharu

上達より、本人のペースで先生と楽しくレッスンできればそれでいいかなと…!

その先生の教室には、ヤマハ音楽教室から移籍されるお子さんも多いそうです。やっぱり一定数、グループレッスンが合わない子はいますよね・・・!

とても優しい先生で、毎回たくさん褒めてくれるので、娘も楽しく通えています。

ちなみに月謝も良心的で、ヤマハ音楽教室より全然お安いです。

ヤマハは、おんがくなかよしコース、幼児科、ジュニア総合コースと徐々にレッスン費が上がるんですよね^^; じわじわと。

【追記】年末、発表会に参加したところ、「ヤマハからの移籍」と思しき子が本当に多かったです(弾いてた曲がヤマハの課題曲)。

「この分なら、もう少しピアノ続けそうかな」という事で、めでたく電子ピアノを購入しました。

ヤマハ「クラビノーバ」シリーズの白で、色が重くないので、インテリアにも馴染んでお気に入りです!

ヤマハ音楽教室 幼児科からジュニア総合コースに通った感想まとめ

ヤマハ音楽教室、おんがくなかよしコース、幼児科、ジュニア総合コースと通ってきましたが。

結論:ヤマハ音楽教室に通って良かった

ヤマハ音楽教室に通ったことを後悔していないし、今でも通ってよかったなと思います。

  • 音楽理論やメソッドがしっかりしてる
  • テキストはカラフルで見やすく、曲のイメージを掴みやすい
  • 子ども向けでわかりやすい内容
  • CD、DVDでも楽しく学べる
  • 発表会がある

レッスン自体はいい内容なので、ちゃんと自宅でも練習して、カリキュラムに沿ってしっかり学べば、確実にピアノが上手くなると思います。

現在のピアノ教室の先生も「ヤマハに通っていた生徒さんは、基礎ができている子が多い」とおっしゃっていました。

chiharu
chiharu

あとはレッスンとお子さんとの相性ですね!

先生との相性も大事!

ヤマハ音学教室に通っていたおかげか、娘はリズム感がいいのですよね。

保育園、小学校でのダンスでも、振りと音楽がピタッと合ってて、見ていて気持ちがいいのです(ちなみに私はダンスが苦手でポンコツ)。

保育園のピアニカも楽勝だし、小学校の音楽の授業も余裕なので、自信につながっているようですね。よかったよかった。

ヤマハ音楽教室の幼児科、ジュニア総合コースを検討されている方の参考になれば、嬉しく思います!

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