スーパーでもよく見かける、英国王室御用達「トワイニング」の紅茶を飲んだ、正直な感想を自由に語ります!
※何の専門知識もない、素人の紅茶好きが飲んだ、紅茶の備忘録です。
- ノンフレーバード派(産地の違いを楽しみたい)
- でもアールグレイは例外(好き)
- リーフでなく、ティーバッグ派(らくちん)
- 汲みたての水道水を沸かす
- きちんとカップを温め、規定時間蒸らす
夏はアイスティーを浴びるように飲み、冬はホットで何杯も飲んでます。
「トワイニングの紅茶、気になるけどどうなの??」と気になる方はぜひ参考になさってくださいね。
トワイニング紅茶を飲んでみた感想
トワイニング紅茶は、日本では大きく2種類が出回っています。
- 普通のスーパー(片岡物産)
- カルディ(丸長株式会社)
カルディに置いてあるものは、輸入者が「丸長株式会社」(ブレンド国:ポーランド)となっていますね。
ただおそらく、どちらも「インターナショナル版」ではないかと思われます(トワイニング紅茶は「英国専用」と「インターナショナル版」が存在する)。
トワイニング イングリッシュ・ブレックファースト
原産国:ケニア、インド、スリランカ
味わい:ミディアム★★★★☆
イギリス人の朝の定番、目覚めの一杯。
イギリスで、1日をスタートさせるためのスイッチとして広く親しまれているブレンドで、バランスのとれたまろやかな味わいが特徴です。お好きな飲み方で楽しめますが、おすすめはミルクティーです。
片岡物産トワイニング公式ホームページより
イギリスでは紅茶=ミルクティーなので、ミルクに合うしっかりとした味わいのブレンドですね。
私はケニア産の紅茶って独特の「草っぽさ」を感じるので、単体では苦手です^^;
でも他の紅茶とブレンドして、ミルクを加えると、ちょうどいいバランスになるのですよね。

イギリス気分で、バターたっぷりのWalkerのショートブレッドに合わせたい!
私のおすすめの飲み方:ミルクティー
トワイニング アールグレイ
原産国:中国、インド
味わい:ライト★★☆☆☆
すっきりと気持ちが晴れ渡るベルガモットの爽やかな香り。
ベルガモット(柑橘類)の爽やかな香りが魅力のアールグレイ。そのブレンド名は、英国首相グレイ伯爵に由来します。ストレートはもちろん、ミルクティーでも香りが引き立ちおすすめです。天気のいい休日、バルコニーのテーブルにアールグレイを用意し、チェアにゆったりと身を預ければ、たちまち至福の時間。太陽の光にキラキラ輝く琥珀色の紅茶、そよ風のような味わいに、気分もリフレッシュします。
片岡物産トワイニング公式ホームページより
結構あっさりめのアールグレイなのは、中国産の茶葉を使っているからでしょうか?
片岡物産のトワイニング公式ホームページでは、ミルクティーもおすすめと書いてあり、確かに通常のアールグレイはミルクも合うのだけど。
トワイニングのアールグレイは、ミルクを入れると水っぽくなるので、個人的にはストレートがおすすめです!

渋みもなく、さらっとごくごく飲めるアールグレイ!
私のおすすめの飲み方:ストレート
トワイニング レディグレイ
原産国:中国、インド
味わい:ライト★★☆☆☆
華やかで気品ある柑橘系の香りで、特別なティータイム。爽やかな「アールグレイ」をベースに、オレンジピールやレモンピールを加えた、トワイニングのオリジナルブレンド。フルーティーで印象的な味わいは、2001年の日本発売以来、安定した人気を誇ります。たとえば、大切な友人を家に招いてのおもてなし。有名パティシエの旬スイーツと、華やかで上品な味わいのレディ グレイがあれば、楽しいティー タイムがさらに特別なひとときになりそうです。
片岡物産トワイニング公式ホームページより
ベルガモットの香りがついたアールグレイに、オレンジピール(果皮)やレモンピール(果皮)を加えて、より爽やかにしています。
おそらくですが、リーフのレディグレイには矢車菊が入ってるけど、ティーバッグには入っていない模様・・・残念。
これまたアールグレイ同様、あっさりした味わいの紅茶になっています(フレーバーの香りを生かそうとすると、そうなるのかな?)。
個人的な好みとしては、もう少し紅茶の風味もしっかり感じたいけどなあ。

これはストレート!
アイスティーも爽やかで良さそう!
私のおすすめの飲み方:ストレート、アイスティー
トワイニング紅茶には本場専用と、インターナショナル版がある!?
トワイニング紅茶のアールグレイ、レディグレイを飲んで

なんか思ったより、すごくあっさりしてるな?

英国王室御用達といっても、こんなもんなのかな?(失礼)
と疑問だった私。
英国人の方がトワイニングの紅茶を飲んで「薄い、美味しくない、本当にこれ紅茶?」という感想を抱いたと、Yahoo!知恵袋にて目にしました。

「ですよね?ちょっと薄いですよね??」と自分の味覚に安心した私(笑)
(紅茶の味の違いについては、硬水と軟水の違いもありそうですが^^;)
トワイニングの紅茶が美味しくないのではなく、どうやら、本場イギリスで売られているものと、日本のものは別物らしいのですね・・・!
- 英国専用(英国製)
- インターナショナル版(ポーランド製)
日本で売られているのは主に「インターナショナル版」のトワイニング紅茶で、安価だけど、あまり美味しくないらしい(苦笑)
(インターナショナル版が世に出回っている理由は「利益率が高いから」。なので、そちらを輸入している会社を責める事はできませんね・・・商売ですから)
なので、本場のトワイニング紅茶を飲みたいなら、英国専用のものを並行輸入している、信頼できるお店を見つけるのが良いみたいです。
誤解しないでほしいのは、「インターナショナル版=悪いもの」ではないし、「インターナショナル版を輸入している会社もよくない」と言いたいわけではないのです。
高級品と、お手頃なラインの商品を用意するのって、どこでも普通にある事ですよね?

欲を言えば、日本でも「プレミアム版」的な立ち位置で、本場専用のトワイニング紅茶を飲めたらなあと思います!
自分の中で「なーんだ、そういう事か〜」と理由を知って、納得したかっただけで、何かを暴こうという意志は全くありません!
そこだけどうぞご承知おきくださいませ!
トワイニング プリンスオブウェールズ
原産国:中国
英国皇太子の名を冠した、スモーキーで優雅なブレンド。
1921年に皇太子・エドワード8世のために作られたパーソナルブレンド。トワイニング社が、皇太子よりその名をブレンド名につける栄誉を賜りました。穏やかな渋みと優雅な香りが、1日をしめくくるイブニングティーにも最適です。
片岡物産トワイニング公式ホームページより
最初に飲んでみて、いい意味でびっくりしたのが、このプリンスオブウェールズ。
紅茶というより烏龍茶寄りというか、中国茶に近い味わいだったのですよね。
もちろん、緑茶も烏龍茶も紅茶も、もともと同じ茶葉で、発酵度合いの違いによるものなのですが、それを差し引いても全然違った。
産地による茶葉の個性をしっかり感じた、初めての紅茶がこのプリンスオブウェールズでした。
誕生エピソードに皇太子が関わっているのも、何となくときめきます(笑)

これは断然、ストレートでしょ〜!!
私のおすすめの飲み方:ストレート
トワイニング ゴールデンアッサム
原産国:インド(アッサム)
芳醇で豊かな⾹りと、濃厚でしっかりとしたコクのある味わい、インド北東部、アッサム地方の紅茶。芳醇な香りと深いコク、濃厚な味わいはミルクと大変相性が良く、早起きした少し肌寒い朝などに、たっぷり熱々のミルクティーで目を覚ますのもおすすめです。
片岡物産トワイニング公式ホームページより
トワイニング「ゴールデンアッサム」。個人的には「ミルクティーにするなら、これがシンプルで美味しい!」と思っています。
公式にもあるように、濃厚なコクとまろやかな味わいは、ミルクティーにぴったり。
水色も鮮やかなルビー色で、まさしく紅茶!という佇まい。
私はケニア産とブレンドした紅茶より、アッサム単体の方が好きですね。

星野リゾート界に行くと、置いてある紅茶は大体これ!
渋みがないのも嬉しい。
私のおすすめの飲み方:ミルクティー
トワイニング ザ フルーツセレクション
「トワイニング ザ フルーツセレクション」は4種のノンカフェインフルーツティー(16ティーバッグ入り)です。
- ピーチ&オレンジ(4個)
- ラズベリー&レモン(4個)
- ミックスベリー(4個)
- カモミール&オレンジ(4個)

嬉しい〜!!こんなの待ってた〜!!
フルーツ系のハーブティー好きの私にはたまらないラインナップとなっております。
- バランスが良い
- 飲みやすい(酸味や甘みがきつくない)
- フレーバーが明快でわかりやすい
という印象なので、どれもハーブティー初心者さんにオススメです!
ひとつ難点を挙げるなら、ティーバッグのタグが全部同じなので、個包装を開けると見た目ではわからなくなります(香りで判別可能です!笑)。
私は水出しして冷蔵庫に置いておくので、よく「どの味だっけ?」となります(笑)
トワイニング ピーチ&オレンジ
- 原材料名:ハイビスカス、ローズヒップ、りんご、バオバブ、チコリの根、オレンジ果皮/香料(もも由来)、甘味料(ステビア)
- 内容量:2g(1個あたり)
ジューシーなピーチの香りと華やかなオレンジの酸味(ピーチ香料使用)
トワイニング「ピーチ&オレンジ」パッケージより
トワイニング「ピーチ&オレンジ」はオレンジがかった水色の、甘く爽やかなフルーツティーです。
ピーチの香りがしっかり感じられて、ほのかな甘みと酸味とのバランスがよく、とても飲みやすい!

ピーチ系のフルーツハーブティーってなかなかないから嬉しい…!
フルーツハーブティーの中でも、フルーツ強め&甘めで飲みやすいので、ハーブティー初心者さんにもおすすめです。
甘さは甘味料のステビア由来かと思われますが、そこまでどぎつくはありません(笑)私は水出しアイスティーで楽しみます!
私のオススメの飲み方:アイスティー(水出し)
トワイニング ラズベリー&レモン
- 原材料名:ハイビスカス、ローズヒップ、ブラックベリーの葉、バラの花弁、レモン果皮、リコリスの根/香料、甘味料(ステビア)
- 内容量:2g(1個あたり)
甘いラズベリーにレモンが香る、爽やかな味わい(ラズベリー香料使用)
トワイニング「ラズベリー&レモン」パッケージより
トワイニング「ラズベリー&レモン」は赤く鮮やかな水色のフルーツハーブティー。
飲むとガツン!とレモンの風味を感じます。でも酸味はほぼなく、爽やかな味わい。

甘みもさほど感じないので、さっぱりごくごく飲めます!
ラズベリーの風味はほのかだけど、レモンの爽快感が心地よいので全然OK!
トワイニングのフルーツハーブティーシリーズ、いいじゃない〜!私の中では高評価です!
私のオススメの飲み方:アイスティー(水出し)
トワイニング ミックスベリー
- 原材料名:ローズヒップ、ハイビスカス、ブラックベリーの葉、レモン果皮、リコリスの根/香料、甘味料(ステビア)
- 内容量:2g(1個あたり)
ミックスベリーとカシスに爽やかなシトラスの風味がアクセント(ブルーベリー・カシス香料使用)
トワイニング「ミックスベリー」パッケージより
トワイニング「ミックスベリー」は深みのあるルビーの水色で、まさに「ベリー系」といった印象。
ベリーやカシスの風味をはっきり感じますね!酸味はほぼなく、ほんのりとした甘みがあります。

ベリー&カシス好きにオススメ!
爽やかで美味しい!
トワイニングのハーブティーはどれも明快で、わかりやすい味わいだなと感じます。
原材料から見るに香料由来なのだろうけど、水出しでもしっかり風味が抽出されるのはいいですね!
私のオススメの飲み方:アイスティー(水出し)
トワイニング カモミール&オレンジ
- 原材料名:カモミール、リンデン/香料(オレンジ由来)、甘味料(ステビア)
- 内容量:1.5g(1個あたり)
オレンジの甘みと心落ち着くカモミールの香り(オレンジ香料使用)
トワイニング「カモミール&オレンジ」パッケージより
トワイニング「カモミール&オレンジ」は透明感ある黄色の水色のハーブティーです。
水出しアイスティーにしてみると、優しいカモミールの味わいに、オレンジの香りと甘みを感じます。
ホットで淹れてもじんわり温まりそう!

カモミールミルクティーにしても美味しかったです!
- 水100mlを沸騰させる
- 火を止めて、ティーバッグ2個を入れ、3分蒸らす
- ティーバッグを取り出す(私はぎゅっと絞る)
- 牛乳200mlを入れて、沸騰しないよう温める
ティーバッグを絞るのは邪道かもですが、濃いめに抽出したいのでぎゅっと絞ってます。薄いとぼんやりした中途半端な味になるので。
※あまり強く絞ると、ティーバッグが破れて大惨事になるので、ギリギリのラインを見極めてください!
私のオススメの飲み方:アイスティー(水出し)、ストレート、カモミールミルクティー
トワイニング紅茶を飲んでみた感想まとめ
紅茶の種類 | オススメの飲み方 |
---|---|
イングリッシュ ブレックファースト | ミルクティー |
アールグレイ | ストレート |
レディグレイ | ストレート、 アイスティー |
プリンスオブ ウェールズ | ストレート |
ゴールデン アッサム | ミルクティー |
ピーチ&オレンジ | アイスティー (水出し) |
ラズベリー&レモン | アイスティー (水出し) |
ミックスベリー | アイスティー (水出し) |
カモミール&オレンジ | アイスティー (水出し)、 ストレート、 カモミールミルクティー |
いかがでしたか?
実は以前は「どうせたくさん飲むなら、お得なリプトンや日東紅茶のイエローラベルでいいよね」と思っていたんです。
でも、やっぱり、茶葉の品質や味わいもそれなりだな・・・と(当たり前)。
好きだったはずの紅茶を「ただ消費するために飲む」状態で、正直楽しくなかったんです。

いい紅茶をいろいろ試したっていいじゃない!
自分に許可を出して、いろんな紅茶を試すようになってから、毎日が楽しくなりました!
ぜひあなたも、いろんな紅茶を試して、一緒に沼にハマりましょう!(笑)
他にも気になったブランドの紅茶やハーブティーの感想も、合わせてご覧くださいね。
あなたが紅茶やハーブティーを選ぶ際、参考になるかも!?